“佐賀豪雨”後の鬼ノ鼻山へ ……センブリやアキノキリンソウが咲き始めていた……
10月11日(金) 久しぶりに、裏山の鬼ノ鼻山へ行ってみることにした。 8月末の“佐賀豪雨”で鬼ノ鼻山でも通行止めの箇所が多くなっていたので、 現在はどうなっているのかも知りたかった。 いつもの道には、まだ「通行止め」の看板があった。 だが、半分はゲートがなかったので、通り抜ける。 “佐賀豪雨”の直後には、こんな状況だった場所も、 きれいに片づけられ、通れるようになっていた。...
View Article映画『惡の華』 ……伊藤健太郎と玉城ティナと井口昇監督の熱情ほとばしる傑作……
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 ※ネタバレしています。 私の場合、 中学時代までは野球少年だったので、 本は高校生になってから読み出した。 間違って進学校に合格し、 周囲のレベルに追いつくために読書を始めたのだ。 だが、本の魅力に取り憑かれ、 結局、勉強はせずに、3年間、本ばかり読んでいた。...
View Article秋の花が咲き揃った天山 ……リンドウの花束とレイジンソウの白花を貴女に……
10月14日(月) 秋の花が真っ盛りの天山であるが、 もう登りたい人は登っただろうし、 もうそろそろ登山者も少なくなっているのではないかと考え、 天山へ行ってみることにした。 山頂に着くと、思ったよりも登山者は多かったが、 稜線は強い風が吹き荒れており、 ほとんどの人は南側の斜面で風を避けながらランチをしていたので、 稜線に人は少なかった。 晴れてはいたが、遠望は今ひとつで、...
View Article映画『ホテル・ムンバイ』 ……123分間、一瞬も目を離すことができない傑作……
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 2008年の“インド・ムンバイ同時多発テロ”で、 テロリストに占拠されたタージマハル・パレス・ホテルでの人質脱出劇を、 『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル主演で映画化したものである。 監督は、 これまでも数多くの短編作品を手がけ、...
View Article映画『楽園』……綾野剛、杉咲花、片岡礼子、黒沢あすか、石橋静河の演技が秀逸……
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 ※ネタバレしています。 原作・吉田修一、 監督・瀬々敬久というだけで、 〈見たい!〉 と思った作品であった。 吉田修一は、映画化されている作品の多い作家で、これまで、 『7月24日通りのクリスマス』(2006年) 『パレード』(2010年) 『悪人』(2010年)...
View Article黒髪山 ……ヤツガシラ、ブゼンノギク、ヤマラッキョウ、センブリの花を楽しむ……
10月20日(日) 以前は、車で片道3~4時間かけてでも県外の山へ出掛けたりしたものだが、 ここ数年は、その移動する時間がもったいないと思うようになり、 「家から登山口まで車で30分以内で行ける山」に限って登るようになった。 だから、自ずと近くの山(天山、作礼山、八幡岳、鬼ノ鼻山)ばかりになり、 それ以外に山にはあまり目がいかなかった。 天山、作礼山、八幡岳、鬼ノ鼻山の4山だけでも、...
View Article映画『イエスタデイ』……ビートルズの名曲とリリー・ジェームズの可愛さに感動……
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 私はロマンティック・コメディが好きで、 特に、脚本家であり映画監督でもあるリチャード・カーティスが手掛けた作品は、 大のお気に入りなのだ。 脚本を担当した、 『フォー・ウェディング』(1994年) 『ノッティングヒルの恋人』(1999年)...
View Article映画『マレフィセント2』 ……またエル・ファニングのオーロラ姫に逢いたくて……
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 本作『マレフィセント2』は、『マレフィセント』の続編である。 前作『マレフィセント』を見たのは、 一昨年くらいだろうと思って、 このブログに書いたレビューを探したら、 なんと、5年も前に公開された作品だった。(2014年7月5日日本公開) 己(おのれ)の記憶の衰えに落胆する。(笑)...
View Article裏山(鬼ノ鼻山)散策 ……草刈りの終わった縦走路で、秋の花々を楽しむ……
10月26日(土) 午前中に少し時間ができたので、 裏山(鬼ノ鼻山)散策に出掛けた。 田舎暮らしのメリットは、 家の玄関が登山口になることだ。(笑) 天ヶ瀬ダムから見た天山。 靄っていてよく見えない。 ダム湖は少し濁っていた。 今日も「憩いの森」からとりつく。 美しい林の中を歩いて行く。 林床にはツワブキの花がたくさん。 第一展望所に到着。 3週間前はこんな感じで草茫々であったが、...
View Article映画『火口のふたり』……言葉と肉体が一体化した女優・瀧内公美の新たな代表作……
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 瀧内公美という女優とは、 『日本で一番悪い奴ら』(2016年)という作品で出逢った。 婦人警官・廣田敏子を演じていたのだが、 出演シーンは少ないものの、私に鮮烈な印象を残した。(レビューはコチラから) なので、 彼女の主演作『彼女の人生は間違いじゃない』(2017年)は、...
View Article映画『よこがお』 …筒井真理子、市川実日子の演技が秀逸な深田晃司監督の傑作…
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 女優・筒井真理子については、以前は、 名前だけは知っているという程度の認識であった。 そういう意味では、 私はまだ筒井真理子に出逢っていなかった。 私が彼女と「真に出逢った」と感じたのは、 深田晃司監督作品『淵に立つ』(2016年)を見たときだった。...
View Article朝駆け「天山」 ……くじゅう、阿蘇の大展望と、佐賀平野に浮かぶバルーン……
今日(11月1日)は、 私の好きな小松菜奈が出演している映画『閉鎖病棟 それぞれの朝』と、 原作を読んで感動した(これまた私の好きな石田ゆり子が出演している)『マチネの終わりに』の公開日で、 どちらも公開初日に見たくて休みを取った。(コラコラ) イオンシネマ佐賀大和の上映スケジュールを調べると、 『閉鎖病棟 それぞれの朝』9:20~11:30 『マチネの終わりに』12:25~14:40...
View Article映画『マチネの終わりに』 ……石田ゆり子、桜井ユキの美、そしてギターの調べ……
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 平野啓一郎の小説『マチネの終わりに』のレビューを書いたのは、 2017年01月15日だった。 もう2年10ヶ月も前のことになる。 とても感動した小説で、 レビューの最後に、私は、次のように記している。 この小説は、読後、何かを語りたくなる。...
View Article広瀬すずが舞台に初挑戦したNODA・MAP第23回公演「Q:A Night At The Kabuki」
広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説『なつぞら』(2019年4月~9月)を楽しんでいた夏、 広瀬すずについての嬉しいニュースが飛び込んできた。 広瀬すずが舞台に初挑戦するというのだ。 彼女の初舞台となる作品は、 野田秀樹作・演出のNODA・MAP第23回公演「Q:A Night At The Kabuki」。 嬉しいことに、 私の好きな松たか子の出演も決まっており、 さらに嬉しいことに、...
View Article作礼山 ……青空に映える紅葉と、パノラマ展望岩からの遠望を楽しむ……
11月6日(水) 作礼山の秋の花もほぼ終わったこともあって、 作礼山に登山者は少ないのではないかと考えた。 で、静かな山歩きを求めて、 作礼山に向かったのだった。 9合目登山口駐車場に到着すると、 予想通り、一台の車もなかった。 (山を歩いているときには誰にも会わなかったし、戻ってきたときも一台の車もなかった) ゆっくり歩き出す。 木洩れ日が美しい。 今日も作礼山を独り占めだ。...
View Article映画『閉鎖病棟 ―それぞれの朝―』 ……小松菜奈の女優としての大いなる挑戦……
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 ※映画の内容に(かなり)触れています。 大好きな小松菜奈が出演しているということで、見に行った作品。 小松菜奈は、 昨年(2018年)は、 『坂道のアポロン』(2018年3月10日公開) 『恋は雨上がりのように』(2018年5月25日公開) 『来る』(2018年12月7日公開)...
View Article映画『ブラック校則』 ……モトーラ世理奈の圧倒的な存在感と個性的な美しさ……
昨年(2018年)の8月24日、 NHKのTVドラマ『透明なゆりかご』の第6回「いつか望んだとき」を観ていたときだった。 不良っぽい少女・ハルミを演じた女優に目が釘付けになった。 彼女の名は、モトーラ世理奈。 アンニュイな雰囲気と、圧倒的な存在感。 松たか子、沢尻エリカ、安藤サクラ、満島ひかり、広瀬すず、清原果耶、唐田えりか……...
View Article深秋の天山 ……まだ残っていたムラサキセンブリと、知られざる紅葉を楽しむ……
11月12日(火) 天山の稜線では、 秋の花はもうほとんど終わっている。 秋の花が終わると、登山者は極端に減少する。 花が目的の登山者が来なくなるためだ。 だが、私が通う散歩道には、 稜線より標高が低い分、 まだ秋の花が残っているような気がした。 それを確認に行くついでに、 天山の紅葉も楽しみたいと思った。 ということで、午前9時頃に家を出て、天山に向かう。 予想通り、山頂には誰もいなかった。...
View Article映画『ひとよ』 ……韓英恵、筒井真理子、音尾琢真の演技を楽しむ……
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 白石和彌監督作品である。 『凶悪』(2013年) 『日本で一番悪い奴ら』(2016年) 『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017年) 『サニー/32』(2018年) 『孤狼の血』(2018年) と、傑作を連発していた優れた監督であるが、 『められるか、俺たちを』(2018年)...
View Article鬼ノ鼻山、多久聖廟、西渓公園 ……裏山と裏庭の紅葉を楽しむ……
11月16日(土) 今日は、午前中は映画を見に行った。 佐賀では上映していない映画だったので、 初回の上映に間に合うように朝7時過ぎに車で家を出て、 久留米(Tジョイ久留米)まで行ってきた。 (何を見たかは、後日、レビューで……) 正午過ぎに帰宅し、昼食を済ませ、 午後1時半過ぎに、裏山の鬼ノ鼻山へ向かった。 今日も「憩いの森」からとりつく。 美しい林を抜け、 急坂を登り、 「鬼の展望所」に到着。...
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