天山の春 ……ツクシショウジョウバカマやホソバナコバイモが咲いています……
今日の午前中は、pm2.5の影響か、 ものすごく視界が悪かった。 いつもはわが家から天山が見えるのだが、 今朝はまったく見えなかった。 小城の祇園川は、菜の花川と化していた。 いいね〜 今日は4時間ほど天山を歩いてきた。 普段あまり人の歩かないルートを選び、 こんな道や、 こんな道(?)を歩き、 こんな林を抜けた。 山頂には、誰もいなかった。 登って来る人の気配もなかったし、...
View Article映画『春を背負って』試写会鑑賞 ……ギュッと抱きしめたくなるような作品……
私が、立山三山、劔岳、大日三山を歩いたのは2010年だから、 もう4年前のことになる。 会社から4日間の休みを取り、 佐賀からの往復の時間を含めた4日間で、 立山三山、劔岳、大日三山を単独で歩き切るという強行軍であった。 天候変化の激しいこの山域で、 一日でも停滞の日があったらアウトというタイトなスケジュールであったが、 4日間すべて晴れるという幸運に恵まれ、 無事歩き通すことができた。...
View Article登吾留山 ……ヒトリシズカ、バイカイカリソウ、アマナが咲き乱れる低山……
「ヤスさん•ファン」のみなさん、 お待たせしました。 ヤスさん、復帰です。 そこで、お詫び。 以前、このブログで、 「ヤスさんは仕事が忙しくて、当分山へは行けない」 と書きましたが、 実は……ウソをついておりました。 今年1月中旬、ヤスさんは、 単独で入った山で足首を骨折し、 つい最近まで療養していたのでした。 みなさんにご心配をおかけしないよう、 ヤスさんと相談の上、...
View Article鬼ノ鼻山 ……雨の間隙を縫って、シュンランに逢いに行ってきた……
今日は朝から雨が降っていた。 時折激しく降ってもいたので、 山は諦め、 理髪店へ行ったり、 図書館へ行ったり、 時間指定の小包を受け取ったりしていたら、 お昼近くになった。 外を見ると、雨が止んでいる。 「今だ!」 と思い、準備をして裏山へ向かう。 もう裏山にはシュンランが咲いているに違いない。 美しい林を抜けて行く。 この時期、鬼ノ鼻山には、ハクモクレンやコブシが咲く。 いいね〜...
View Article映画『白ゆき姫殺人事件』 ……オーラを消した井上真央の演技がスゴイ!……
毎年、春から初夏にかけては、 春休みやゴールデンウィークなどがあるため、 アニメや戦隊モノなどのお子様向けの映画多く、 正直、見たいと思う映画は少ない…… ……なのであるが、 時折、ビックリするような傑作に出逢えるのも、またこの時期なのだ。 ここ数年では、 『八日目の蝉』(2011年4月29日公開) 『舟を編む』(2013年4月13日公開) との出逢いが記憶に新しい。...
View Article金立山・帯隈山 ……タムシバ・エヒメアヤメ・バイカイカリソウを楽しむ……
ヤスさんとのリハビリ登山・第2弾。 まだ短時間しか歩けないヤスさんのために、 短時間で楽しめる山歩きを考えた。 幸い(?)なことに、 佐賀県には山頂近くまで車道が伸びている山がたくさんある。 今日は、金立山で山頂付近をタムシバ散策した後、 東尾根で「幸せのベンチ」までを往復し、 帯隈山へ移動してエヒメアヤメを愛でることにした。 金立SA下にある駐車場で待ち合わせをして、 金立山山頂へ向かう。...
View Article映画『鑑定士と顔のない依頼人』 ……「偽り」と「真実」が反転するとき……
あなたは、絵画の中の人物に恋をしたことがあるだろうか? 若い頃、私は、絵の中の女性に恋をした。 ジョン・エヴァレット・ミレイの「オフィーリア」にである。 この絵を最初に見たとき(もちろん本物の絵ではなく画集であったが)、 私は絵の中のオフィーリアに一目惚れしてしまった。 こんなにも美しい女性がいるのか…… 画集を開いては、溜息をつくような日々を送った。...
View Article井原山 ……ニリンソウとトウゴクサバノオの群生地で遊ぶ……
今日は天気が好いので、 山でランチしようと思った。 できれば、花に囲まれてランチしたい。 ならば、井原山。 もうそろそろいろんな花が咲き出しているに違いない。 今日は、マイナールートから入り、 山頂は目指さずに、あちこち歩き回り、 井原山に咲く春の花を存分に楽しむことにしよう。 もう、山は、新緑が目立つようになってきた。 オドリコソウや、 ラショウモンカズラなどを見ながら、 山に入って行く。...
View Article平尾台 ……風雨の中で(笑)ホタルカズラやオキナグサを楽しむ……
今日は、ヤスさんと平尾台へ行く約束をしていた。 だが、4月13日(日)の天気は、 一週間前から「一日中、雨」の予報。 前日になっても、「雨」の予報は変わらず、 と思っていたところ、 ヤスさんから、 「雨でも行きましょう」 とのメールが…… 山歩きがしたくてたまらないようなのだ。 全天候型アルキニストの私としては、 まったく問題がないので、 「了解しました」 と返信。 「雨の平尾台」行が決定した。...
View Article笹本稜平『その峰の彼方』 ……「なぜ山に登るのか」という永遠のテーマに挑む……
この小説の舞台は、マッキンリー。 米連邦地名局による正式呼称は「マッキンリー」だが、 最近は、先住民が呼び習わしてきた「デナリ」が使われることが多い。 「デナリ」とは、「大いなる者」を意味する。 その名は、まさに、この山にふさわしい。...
View Articleアウトドアシティ福岡2014 ……四角友里さんの素晴らしいセンスと才能……
福岡へ行かなければならない用事があったので、 近いうちに…… と思っていたところ、 ある理由から、急遽、昨日(4月19日)休みを取って行ってきた。 土曜日はいつも仕事をしているのに、 なぜ昨日でなければならなかったのか? それは、 4月19日(土)に、福岡市役所前のふれあい広場で、 「アウトドアシティ福岡2014」が開催されることを、 数日前に知ったからだった。...
View Articleシリーズ「麓から登ろう!」29.天山 ……岸川ルートで夏山トレーニング……
夏山シーズンまで、あと3ヶ月。 果たして行けるかどうかも分からない今夏の北アルプス。 だが、行けると信じて、 トレーニングだけはしておかなければならない。 ここしばらく、長時間の山歩きをしていなかった。 今日は、とにかく長い時間歩こうと思った。 車で移動する時間ももったいないので、 近くの山で鍛えることにした。 ならば、天山。 久しぶりに岸川ルートで標高差1000mを登ることにしよう。...
View Article映画『テルマエ・ロマエ?』 ……またまた“平たい顔族”の面々に魅了される……
わがブログ「一日の王」では、 「このブログの人気記事」欄で、 半月ほど前から、 映画『さよなら渓谷』のレビューを抜いて、 映画『テルマエ・ロマエ』のレビューが第1位を続けている。 それは続編『テルマエ・ロマエ?』が制作され、 話題になっているからだと思うが、 その続編『テルマエ・ロマエ?』の公開日と同じ4月26日(土)に、 TVで映画『テルマエ・ロマエ』放映されたことにより、...
View Article登吾留山 ……キンランの咲き乱れる森へ、そしてさらに奥へ……
私にはゴールデンウィークはない。 (そういえば、盆も正月もない) 浮かれ騒ぐ人々を尻目に、 いつも普通に働いている。 そして、決められた私の公休日に休むのみである。 今日は、その公休日。 雨が降ったり止んだりの天気だが、 登吾留山へ行ってきた。 ちょうどこの時期、 その山はキンランが咲き乱れるのだ。 山の入口には、オドリコソウが群生していた。 珍しい花ではないが、私の大好きな花。...
View Article映画『友だちと歩こう』 ……「歩く」ことはサスペンスであり、冒険なのだ……
ゴールデンウィークの期間中、 仕事、仕事の私は、どこへも行けず。 まあ、どこへ行っても混んでいるので、 あまり行きたいとも思わなかったが……(笑) ということで、 ゴールデンウィークの間は、 なんの話題もなく、 ブログ更新もできなかったのであるが、 ブログ「一日の王」への訪問者数を見て、ビックリ。 以前、 4月26日(土)単日の訪問者数が3278人であったことをお知らせしたが、...
View Article八幡岳 ……「ランチ付き花ハイキング」の第2回目を企画してみました……
天山で、 悟空さん母子をお招きして、 第1回目の「ランチ付き花ハイキング」を実施したのは、 昨年(2014年)の10月14日(←クリック)であった。 そのとき、 あまりに楽しかったので、 「来年の春にもぜひやりましょう!」 とお約束していたのだが、 今年1月のヤスさんの足首の骨折、 昨年来からのうすきさんの奥様の介護などで、 やむなく断念。 3月末に、 「春の花ハイキングは無理みたいです」...
View Article映画『百瀬、こっちを向いて。』 ……元ももクロ・早見あかりの初主演作……
映画を制作するとなると、膨大な時間が必要になる。 立案からとなると、 数年、あるいは数十年を要する作品もある。 それほど手のかかる映画であるが、 世界中で制作されているので、 一般の人から見れば、 「なんとまあ次から次へと制作されることよ」 となる。 ちなみに、最新の「世界の映画制作本数ランキング」では、 1 インド 1288 2 アメリカ合衆国 694 3 中国 475 4 日本 448 5...
View Article登吾留山 ……シライトソウの咲く森へ、そしてさらに奥へ……
ちょうどこの時期になると、 シライトソウに逢いたくなる。 くじゅうなどに咲くシライトソウではなく、 佐賀県内の登吾留山に咲くシライトソウに…… 昨年(2013年)は5月12日に逢いに行っている。 そのときは、まだ咲き始めといった感じだった。 今年は、少しだけ遅らせて、 今日(5月17日)行ってきた。 登吾留山へ入って行く。 アザミがたくさん咲いていた。 クロアゲハも多く見られた。...
View Article映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』……山好き必見の傑作……
佐賀県は、九州随一の農業立県である。 九州地方北西部に位置し、面積は2440平方キロメートル。人口は約85万人。 穀物を主とした農業が発展し、 玄界灘に面する北西部ではイチゴ、ミカン、ナシといった果樹農園や畜産業が盛ん。 なかでも「佐賀牛」は全国ブランドとして知られている。 農業に劣らず漁業も盛んで、 有明海では海苔の生産が多く、日本一の年間収穫量を誇る。...
View Article黒髪山系 ……この山域にしか咲かないあの花に逢いたくて……
5月下旬から6月上旬にかけて、 毎年、黒髪山系を訪れている。 それは何故かというと、 この山域にしか咲かない花が咲くからだ。 その花々に逢いに、 いそいそと出かけてしまうのだ。 黒髪山系にこの時期に咲く花は、 毎年同時に咲くのではなく、 微妙に花期がずれている。 6月初旬に行くと、 すでに花期を終えた花もあったりするので、 今日(5月21日)は少し早いとは思ったが、 行ってみることにした。...
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