5月19日(日)
天気予報は、「曇り時々雨」だったが、
ホームマウンテンの天山ならまったく問題ないので、
少し遅めに家を出て、天川登山口までやってきたのだった。

登山口から歩き始めてすぐの所に、キンランが咲いていた。
嬉しい。

ゆっくり登って行く。

いつもの場所で、パチリ。

天山山頂に到着。
日曜日だというのに、誰もいなかった。

「曇り時々雨」の天気であったが、
驚いたことに遠くまで展望が得られた。
雲仙が見えることが「遠望」の目安になるのだが、
今日はハッキリ見ることができる。

左に目を転ずると、麦秋の佐賀平野が眺められた。

この時期、佐賀平野は、黄金色に彩られる。

美しい。

さあ、稜線散歩へ。

昔の天山のミヤマキリシマは、
高さ10cmくらいであったらしい。


今では高さ1mくらいのものが主流になっているが、


ヤマツツジなどと交配したのだろう、
色とりどりの花を見ることができ、

これが、天山のミヤマキリシマの特徴となっている。

私は、こんな天山のミヤマキリシマが大好きだ。

ミヤマキリシマ越しに、ミヤマキリシマで有名な雲仙を眺める。

稜線では、
順調に育っている3株のホソバノヤマハハコや、

葉が茂ってきたハンカイソウや、

食虫植物のモウセンゴケや、

天山のチングルマとも言うべきノイバラや、

鳥が舞っているようなヒメハギや、

可愛いバイカイカリソウなども見ることができた。

彦岳が見える所まで来て、パチリ。

右に目を転ずると、麦秋の佐賀平野。

山頂とは違った角度から眺められ、美しい展望を堪能した。

いつもの場所へ戻り、

脊振山地を眺めながら珈琲タイム。

本日の「天山南壁」。

この後、散歩道へ。

ヒトリシズカは終わっていたが、

フタリシズカは今がピーク。

群れ咲くフタリシズカを楽しむことができる。

楽しい。

タツナミソウ、

アマドコロ、

ヤマハタザオ、

ミズタビラコも咲いている。

天山はフタリシズカが多い山で、
この日も、いろんな場所で逢うことができた。



キンランにも数箇所で逢えたし、

驚いたことに、この花もまだ咲いていた。
今日も一日の王になれました~


