12月2日(日)
12月に入り、
天山の秋の花も消えてしまった。
花を目当ての登山者はもう来ないだろうし、
日曜日でも静かな山歩きができるに違いない。
そう考えた私は、
「冬が来る前に」、
秋の花々に「さよならをするために」、
天山に登ることにした。
天川登山口から出発。

落葉樹は、もうほとんどが葉を落としている。

ゆっくり登って行く。

いつもの場所で、パチリ。

すれ違って挨拶を交わした老夫婦の後ろ姿を、パチリ。

山頂が見えてきた。

天山山頂に到着。

あめ山は相変わらず美しいが、

その他の山々は、遠望が効かずにあまり見えない。

さあ、稜線散歩。

マツムシソウ。

2ヶ月前には、こんな風に咲き誇っていた。

ツルリンドウは、赤い実をつけていた。

また来年も逢いたい。

今日は、比較的、暖かい。

私だけの道。

タンナトリカブト。

今年も楽しませてくれた。

ホソバシュロソウ。

今年は殊の外多く見かけた。

センブリ。

センブリも、今年はたくさん咲いていたね。

アキノキリンソウ。

花期は長かったけれど、さすがに姿を消していた。

これは何でしょう?
そう、ウメバチソウなんですね~

今年は、こんなに美しい花を咲かせてくれました。

リンドウ。

天山の秋の花で、もっとも遅くまで咲いていた花であったが、
もう見ることはできない。

そして、ツインのホソバノヤマハハコ。

まだ花の面影を残してくれていて嬉しかった。

来年も咲いてくれることを願う。

いつもの場所で、

こんな風景を見ながら珈琲タイム。

本日の「天山南壁」。

山頂に戻る道で、

足もとの小さな小さな紅葉を愛でる。


「冬が来る前に」、(平山泰代さん、好きでした)
秋の花々に「さよならをするために」登った天山。(作詞は石坂浩二)
今日も「一日の王」になれました~


