今日(10月10日)は、
午前中に様々な用事を済ませ、
午後、天山へ向かった。
天川登山口に着いたときには、
すでに13時を過ぎていた。
平日だし、小雨降ってるし、
静かな山歩きが楽しめそうだ。

木々の葉が色づき始めている。

ゆっくり登って行く。

もうすぐ山頂。

天山山頂に到着。

さあ、稜線散歩へ。

足もとの草も色づき始めている。


センブリとツルリンドウのコラボ。

ツルリンドウを、ズーム。
いいね~

他の場所にもツルリンドウが咲いていたので、パチリ。
美しい。

陽が差していないので、
ほとんどのセンブリが花を閉じていたが、
わずかに開いているのを見つけて、パチリ。

センブリも大好きな花。

アキノキリンソウも今がピーク。

マツムシソウと、

キュウシュウコゴメグサは、
極端に少なくなってきた。

タンナトリカブトも、ピークを過ぎた感じ。

見たい人は、早く早く。

リンドウは、ピークを迎えつつあり、
かなり増えてきたが、
こちらも陽が差していないので、ほとんどの花が閉じていた。
わずかに開いている花を見つけて、パチリ。

花の中も美しい。

いつもの場所で、休憩。

本日の「天山南壁」。

ここから先は、書こうか、書くまいかと迷ったのだが……
今年の8月、9月に、
山で出会った人に、最も多く質問されたことは、
「ウメバチソウは咲いてますか?」
ということ。
早い年には、7月に姿を現すこともある天山のウメバチソウ。
普通は、早ければ8月に、
遅くとも9月には開花する。
だが、今年は、8月になっても、9月になっても、まったく姿を現さなかった。
〈絶滅してしまったか……〉
と絶望しかけたが、
10月になって、やっと、数箇所でウメバチソウの蕾を発見することができた。
だが、ブログに写真を載せることをためらっていた。
盗掘が心配だったからだ。
……だが、ここ数年の感想ではあるが、
盗掘は減っているようにも感じていた。
センブリなんかも、一時はかなり盗掘されて減少したが、
ここ数年はかなり増えてきている。
「ホソバノヤマハハコが1株無くなっている」
と、複数の方から情報をもらったが、
私が確かめに行ったら、地面に張り付いていただけだった。(コチラを参照)
今日、見に行ったら、

先日よりもスクッと立っていた。

すごい生命力であった。

何より、盗掘されていなかったことが嬉しかった。

そういうこともあって、
ウメバチソウの情報公開をしてもいいのではないかと考えた。
その考えを後押しするように、
今日、一輪のウメバチソウが咲いていた。

まだ開花したばかり。

ズーム。
10月10日になって開花するとは、今年はかなり遅い。

もっと、ズーム。
美しいし、可愛い。

横からも、パチリ。

他の場所に、蕾もあるので、

しばらくは楽しめそうだ。

この後、散歩道へ。

まず向かったのは、レイジンソウの群生地。

天山でレイジンソウの咲く場所は10箇所ほどあるが、
ここはかなり遅めに咲く場所。

見ているだけで楽しい。

ジンジソウも咲いている。
嬉しい。

アケボノソウ、

ツクシミカエリソウ、

オタカラコウなど、

いろんな花を見ながら、ムラサキセンブリの群生地へ向かう。

ムラサキセンブリは、今まさにピークを迎えていた。

色が濃い花。

色が薄い花。

目移りするほどたくさん咲いている。

一輪だけ咲いている花も美しい。

いつまでも見ていたい。

苦しそうに咲いていた花。

可憐に咲いていた花。

今日も「一日の王」になれました~


