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Channel: 一日の王
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天山 ……2016年登り初めは、わたしのホーム・マウンテンで……

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年末年始は仕事だったので、
今日(1月3日)が、本年、最初の休み。
用事が溜まっていたので、
山へ行く暇はなかったのだが、
なんとかして山へ行きたくて、(笑)
昼間の僅かな時間を利用して、
速攻で山に登ってきた。

登った山は、天山。
わたしのホーム・マウンテン。
昨年、この天山で、
オオキツネノカミソリの群生地や、自生のマンサク、
ヒトリシズカや、ミヤマウズラなどを見つけることができた。
“今年の抱負”でも語ったが、
今年は「近くの山をもっとたくさん登りたい」と思っている。
特に、天山へは、例年にも増して通うつもりでいるので、
今年の登り初めは天山と決めていた。

午後2時近くに、
上宮登山口駐車場に到着。
素早く準備をし、出発。


稜線はややガスっている。


上宮の池の前を通過。


ゆっくり登って行く。


最近、ハードな登山をしていないので、躰が重い感じがする。


天山山頂が見えてきた。


この辺りは、私の好きな道。




あめ山分岐を通過し、


天山の方へ。


しばらく登り、


いつものように振り返る。
あめ山が美しい。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。
山頂には誰もいなかった。
1月3日だし、
時間が時間だし、
まあ、いなくて当然か……


“とうしろう”(“藤四郎”と当て字をすることもある)という言葉(俗語)がある。
今の若い人は知らないかもしれないが、
素人(しろうと)の倒語で、
ある物事に対して経験のない人、
その事を職業としない人、
専門でない人……などを指す。
かつて、わたしは、
「岸川ルートを登らずして天山を語るなかれ」
と、このブログに記した。
それもあって、
天川ルートや、上宮ルートでしか登らない人を、
わたしは、密かに“とうしろう”と呼んでいる。(笑)
何故か?
それは……
天山の標高が1046mだからである。
標高を“とうしろう”と覚えているからだ。(爆)


作礼山方面は、ガスっていて何も見えず。


八幡岳も、山頂付近はガスっているようだ。


天山山頂から見るあめ山は、殊の外美しい。


稜線散歩に出かける。


案内板はあるのに、
盗掘により絶滅したと言われている天山のオキナグサ。
なんとか見つけ出したいな~


ただ歩いているだけで楽しい。


冬の散歩道。


振り返ると、山頂が見えた。


本日の「天山南壁」。




このような風景が好きだ。


そろそろ戻ろうか。


山頂に戻ってくると、
途端にガスってきた。


結局、誰にも会わなかった。


ゆっくり下って行く。
もうガスであめ山も見えない。


たったひとりの山、
静かな山、
“わたしだけの山”を楽しめた2016年の“登り初め”であった。

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