昨年(2014年)の12月07日に、
「久住山・天狗ヶ城・中岳 ……白い世界への招待状……」(←クリック)
と題して、レポをこのブログに掲載した。
これが、思いのほか好評で、
「一緒に山歩きをしている気分でした~」
というメッセージをたくさん戴いた。
そこで、今回は、皆さんを、
「春の里山歩き」へ、ご招待したいと思う。
冬山とは違って、
厳しい雪山歩きはないので、ご安心を……
案内するのは、私(タク)と、相棒ヤスさん。
さて、用意はいいですか?
あっ、それから、弁当は要りません。
何故かって?
それはお楽しみに……
午前7時。
私と、ヤスさんと、あなたは、
某所で待ち合わせをし、
一台の車で出発する。
約1時間後、登吾留山へ到着する。
「登吾留山はどこにあるのですか?」
という質問をよく受けるので、
ここで、再度、「登吾留山」について解説しておくと……
※【登吾留山】とは?
「登吾留山」は、私の造語で、「とある山」と読み、
架空の山名である。
情報公開できない稀少な花などが咲く山を
「登吾留山」=「登る吾(われ)を留める山」とし、
「とある山」=「どこかにある山」と曖昧に表現している。
時折、メッセージなどで「登吾留山」の所在地を訊かれることがあるが、
そういうワケで、お答えすることができない。
御了承を願いつつ、(お教えできないことを)お詫び致します。
今回の登吾留山は、
それほど希少種の花が咲くという山ではないのだが、
私が個人的に「あまり知られたくない」と思っている山なので、
あえて山名は控えさせて頂いた。
で、その登吾留山へ到着したときの、あなたの感想は、
「登吾留山っていうから、どんな山なのかと期待していたら、ごく普通の山なんですね~」
というものだった。
平凡な山でスミマセン。
この登吾留山は、
どの山よりも春が早く来るようなのだ。
今年(2015年)の2月15日に、バイカイカリソウを見たのも、
実はこの山だった。
歩き出すと、
まず迎えてくれたのは、カキドウシ。
珍しい花ではないが、良く見ると美しい。
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ツクシもたくさん顔を出している。
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オドリコソウも踊っているみたい。
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ムラサキケマンや、
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ジロボウエンゴサクや、
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セントウソウも咲いていた。
春の花がたくさん咲いているので、あなたは大喜び。
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この登吾留山で2月15日に見たバイカイカリソウは、
もうかなり数を増やしていた。
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![]()
![]()
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「この花、大好きなんです~」
と、あなた。
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「そういえば、バイカイカリソウの、可愛さ、可憐さは、あなたを形容するのにピッタリですね。あなたはバイカイカリソウの生まれ変わりではないですか?」
と、ヤスさん。(コラコラ)
ヤスさん、今日は舌好調のようだ。
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あなたとヤスさんがバイカイカリソウを愛でているとき、
私がヒトリシズカを見つける。
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この登吾留山は、ヒトリシズカも一足先に咲く。
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![]()
いいね~
![]()
![]()
バイカイカリソウとヒトリシズカを満喫し、
登吾留山を下山、
次の目的地「宝珠寺のしだれ桜」を見に行く。
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「向うの山は、何山ですか?」
と、あなた。
「たぶん、土器山じゃないかな?」
と、私。
「たぶん、土器山」(笑)を背景に、パチリ。
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しだれ桜に近寄り、パチリ。
![]()
「桜の花の美しさもさることながら、枝ぶりの美しさに魅せられてしまいます」
と、あなた。
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しだれ桜の美を堪能した我々は、
次の目的地「帯隈山」へ向かう。
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帯隈山は、天然記念物のエヒメアヤメの自生南限地帯。
各地で絶滅したこの植物を、
ここ久保泉の人たちは、昔からずっと大切に守ってきたのだ。
今年(2015年)は、
3月27日(金)~4月5日(日)(9:30~17:00)、
「えひめあやめまつり」が行われている。
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写真で見ると、大きく見えるかもしれないが、
エヒメアヤメは高さが10cmくらいしかない。
本当に小さな花だ。
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エヒメアヤメの古名は「誰故草(たれゆえそう)」。
昔、勅撰玉葉和歌集(1312年)の撰者であった大納言藤原為兼が、
たまたまこの花が所狭しと咲き乱れた山ふところを訪れたとき、
「人けのないこんな谷あいに、誰れ故にかくも麗しい色の可憐な花が咲くのだろうか」
と何度も口ずさまれ、褒めそやした。
以来、この花を「誰故草」と呼ぶようになったとか。
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なんて、可愛くて、美しいことか……
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エヒメアヤメが咲いている場所には、山桜が咲いていた。
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エヒメアヤメと山桜を一緒にパチリ。
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ここには、フデリンドウも咲いていて、
我々を喜ばせてくれた。
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「この花束をあなたに……」
と、ヤスさん。
「お気持ちだけで……」
と、あなた。(笑)
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エヒメアヤメやフデリンドウや山桜を堪能し、
次の目的地「鬼ノ鼻山」へ向かう。
(今日は忙しいぞ~)
鬼ノ鼻山の中腹にある天ヶ瀬ダムから、
天山を眺める。
いいね~
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憩いの森駐車場に車を駐め、
歩き出し、ここからとりつく。
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林には、モクレン科の白い花がたくさん。
ヤスさん、激写。
「ここから見上げるとイイですよ~」
と、ヤスさん。
![]()
「ほんとだ~」
と、あなた。
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白い花が青空に映える。
![]()
曇り空でなくて、よかったね。
![]()
木々は意外に背が高い。
ヤスさん、巨木の世界に彷徨い込んだよう。
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太陽に近い空は、青が薄くなり、
不思議な色合いを魅せる。
![]()
「いいね~」
と、私。
![]()
「いいですね~」
と、あなた。
![]()
美しい林を抜け、
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まずは「鬼の展望台」を目指す。
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途中、センボンヤリの花が咲いていた。
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花を真上から撮るよりも、
横から撮る方が、より美しい気がする。
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ねっ。
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蕾さえ美しい。
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花の中に光があるような……
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「鬼の展望台」に到着。
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天山、
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作礼山、
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八幡岳と、船山(女山)、
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黒髪山系、
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虚空蔵山、
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これから向かう鬼ノ鼻山山頂と、
白石平野。
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見上げると、飛行機と、飛行機雲が……
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一足先に鬼ノ鼻山山頂に登ったヤスさんは、
後から急坂を登って来るあなたにエールを送る。
「頑張れ~、山頂は近いぞ~」
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縦走路には、
ヤマツツジがもう咲いていた。
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新緑も見られた。
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そして、とある場所には、シュンランが……
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明日にでも開花しそうなシュンランもあった。
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お昼近くになったので、
山を下りて、多久市の市街地へ。
途中、天山を眺める。
多久の市街地から見る天山は、あめ山の後ろに天山が隠れるため、
このように見える。
山登りしない多久市民は、あめ山を天山と思っている人が案外多い。
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さて、今日のランチは、
昨年(2014年)1月14日にオープンし、
地元で大人気の「イタリア食堂 UNO」さん。
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和風の建物だが、なんとイタリアンのお店なのだ。
(詳しくはコチラをクリック)
![]()
店内も素敵な雰囲気。
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ランチ(日替り)はパスタで、2種類から選べる。
あなたが、チョイスしたのは、
「キャベツのボローニャ風パスタ」。
自家製ドレッシングがかかっているサラダ、
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バターの香りと生クリームの甘さがくせになる人参スープ、
![]()
メインとなる、春キャベツのボローニャ風パスタ、
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オーナー手作りのデザート、
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極上のコーヒー。
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「どれもがとっても美味しかったです。これで800円(税別)とはとてもリーズナブル。天山、鬼ノ鼻山、作礼山、八幡岳などに登山に来たときには、ぜひまた寄りたいお店ですね」
と、あなた。
喜んでもらえたようで、嬉しい。
【イタリア食堂 UNO】
住所:〒846-0002 多久市北多久町大字小侍810
電話番号:0952-75-5152
駐車場:近くに「京町駐車場」など無料駐車場がある
営業時間:(ランチ)11:30~14:00 (ディナー)17:30~21:00
定休日:火曜日
お腹も満たされたところで、次は「馬場の一本桜」へと向かう。
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だが、この桜は、まだ「一分咲き」だった。
(満開の「馬場の一本桜」はコチラから)
![]()
この「馬場の一本桜」は、山桜で、
満開になってもそれほど派手さはない。
菜の花と青空が美しく、今日はそれが救い。
でも、あなたは大喜びしてくれる。
「こんな風景、なかなか見ることはできませんよ」
とは、嬉しい言葉。
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「周囲の風景も素晴らしいです」
![]()
![]()
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「一週間後くらいが見頃だと思うので、また見に来ようかな……」
と、あなた。
「そのときはボクもつきあいますよ」
と、ヤスさん。(コラコラ)
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さて、いよいよ、本日最後の目的地へと向かう。
向かった先は、「円応寺の桜」。
「馬場の一本桜」が「一分咲き」だったので心配だったが、
こちらは「七分咲き」くらいには開花していた。
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桜のトンネルができていた。
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「うわ~、美しい~」
と、あなた。
「でしょ、でしょ」
と、ヤスさん。
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しばらく歩いて振り返る。
「いいね~」
と、私。
「いいですね~」
と、あなた。
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青空と桜。
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「桜が開花している期間は短くて、毎年、行こう行こうと思いながら、なかなか行けずにいました、今日は桜を存分に楽しませて頂きました」
と、あなた。
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午後2時、「春爛漫・里山ツアー」終了。
「今日は、バイカイカリソウ、ヒトリシズカ、エヒメアヤメ、フデリンドウ、センボンヤリ、シュンラン、そして桜……。春の花を満喫させて頂きました。また誘って下さいね」
と、あなた。
「もちろん」
と、ヤスさん。
さて、今度は、どこへ行きましょうか?![]()
「久住山・天狗ヶ城・中岳 ……白い世界への招待状……」(←クリック)
と題して、レポをこのブログに掲載した。
これが、思いのほか好評で、
「一緒に山歩きをしている気分でした~」
というメッセージをたくさん戴いた。
そこで、今回は、皆さんを、
「春の里山歩き」へ、ご招待したいと思う。
冬山とは違って、
厳しい雪山歩きはないので、ご安心を……
案内するのは、私(タク)と、相棒ヤスさん。
さて、用意はいいですか?
あっ、それから、弁当は要りません。
何故かって?
それはお楽しみに……
午前7時。
私と、ヤスさんと、あなたは、
某所で待ち合わせをし、
一台の車で出発する。
約1時間後、登吾留山へ到着する。
「登吾留山はどこにあるのですか?」
という質問をよく受けるので、
ここで、再度、「登吾留山」について解説しておくと……
※【登吾留山】とは?
「登吾留山」は、私の造語で、「とある山」と読み、
架空の山名である。
情報公開できない稀少な花などが咲く山を
「登吾留山」=「登る吾(われ)を留める山」とし、
「とある山」=「どこかにある山」と曖昧に表現している。
時折、メッセージなどで「登吾留山」の所在地を訊かれることがあるが、
そういうワケで、お答えすることができない。
御了承を願いつつ、(お教えできないことを)お詫び致します。
今回の登吾留山は、
それほど希少種の花が咲くという山ではないのだが、
私が個人的に「あまり知られたくない」と思っている山なので、
あえて山名は控えさせて頂いた。
で、その登吾留山へ到着したときの、あなたの感想は、
「登吾留山っていうから、どんな山なのかと期待していたら、ごく普通の山なんですね~」
というものだった。
平凡な山でスミマセン。
この登吾留山は、
どの山よりも春が早く来るようなのだ。
今年(2015年)の2月15日に、バイカイカリソウを見たのも、
実はこの山だった。
歩き出すと、
まず迎えてくれたのは、カキドウシ。
珍しい花ではないが、良く見ると美しい。

ツクシもたくさん顔を出している。

オドリコソウも踊っているみたい。

ムラサキケマンや、

ジロボウエンゴサクや、

セントウソウも咲いていた。
春の花がたくさん咲いているので、あなたは大喜び。

この登吾留山で2月15日に見たバイカイカリソウは、
もうかなり数を増やしていた。




「この花、大好きなんです~」
と、あなた。


「そういえば、バイカイカリソウの、可愛さ、可憐さは、あなたを形容するのにピッタリですね。あなたはバイカイカリソウの生まれ変わりではないですか?」
と、ヤスさん。(コラコラ)
ヤスさん、今日は舌好調のようだ。

あなたとヤスさんがバイカイカリソウを愛でているとき、
私がヒトリシズカを見つける。

この登吾留山は、ヒトリシズカも一足先に咲く。


いいね~


バイカイカリソウとヒトリシズカを満喫し、
登吾留山を下山、
次の目的地「宝珠寺のしだれ桜」を見に行く。

「向うの山は、何山ですか?」
と、あなた。
「たぶん、土器山じゃないかな?」
と、私。
「たぶん、土器山」(笑)を背景に、パチリ。

しだれ桜に近寄り、パチリ。

「桜の花の美しさもさることながら、枝ぶりの美しさに魅せられてしまいます」
と、あなた。

しだれ桜の美を堪能した我々は、
次の目的地「帯隈山」へ向かう。

帯隈山は、天然記念物のエヒメアヤメの自生南限地帯。
各地で絶滅したこの植物を、
ここ久保泉の人たちは、昔からずっと大切に守ってきたのだ。
今年(2015年)は、
3月27日(金)~4月5日(日)(9:30~17:00)、
「えひめあやめまつり」が行われている。

写真で見ると、大きく見えるかもしれないが、
エヒメアヤメは高さが10cmくらいしかない。
本当に小さな花だ。

エヒメアヤメの古名は「誰故草(たれゆえそう)」。
昔、勅撰玉葉和歌集(1312年)の撰者であった大納言藤原為兼が、
たまたまこの花が所狭しと咲き乱れた山ふところを訪れたとき、
「人けのないこんな谷あいに、誰れ故にかくも麗しい色の可憐な花が咲くのだろうか」
と何度も口ずさまれ、褒めそやした。
以来、この花を「誰故草」と呼ぶようになったとか。

なんて、可愛くて、美しいことか……

エヒメアヤメが咲いている場所には、山桜が咲いていた。

エヒメアヤメと山桜を一緒にパチリ。

ここには、フデリンドウも咲いていて、
我々を喜ばせてくれた。

「この花束をあなたに……」
と、ヤスさん。
「お気持ちだけで……」
と、あなた。(笑)

エヒメアヤメやフデリンドウや山桜を堪能し、
次の目的地「鬼ノ鼻山」へ向かう。
(今日は忙しいぞ~)
鬼ノ鼻山の中腹にある天ヶ瀬ダムから、
天山を眺める。
いいね~

憩いの森駐車場に車を駐め、
歩き出し、ここからとりつく。

林には、モクレン科の白い花がたくさん。
ヤスさん、激写。
「ここから見上げるとイイですよ~」
と、ヤスさん。

「ほんとだ~」
と、あなた。

白い花が青空に映える。

曇り空でなくて、よかったね。

木々は意外に背が高い。
ヤスさん、巨木の世界に彷徨い込んだよう。

太陽に近い空は、青が薄くなり、
不思議な色合いを魅せる。

「いいね~」
と、私。

「いいですね~」
と、あなた。

美しい林を抜け、

まずは「鬼の展望台」を目指す。

途中、センボンヤリの花が咲いていた。

花を真上から撮るよりも、
横から撮る方が、より美しい気がする。

ねっ。

蕾さえ美しい。

花の中に光があるような……

「鬼の展望台」に到着。

天山、

作礼山、

八幡岳と、船山(女山)、

黒髪山系、

虚空蔵山、

これから向かう鬼ノ鼻山山頂と、
白石平野。

見上げると、飛行機と、飛行機雲が……

一足先に鬼ノ鼻山山頂に登ったヤスさんは、
後から急坂を登って来るあなたにエールを送る。
「頑張れ~、山頂は近いぞ~」

縦走路には、
ヤマツツジがもう咲いていた。

新緑も見られた。

そして、とある場所には、シュンランが……

明日にでも開花しそうなシュンランもあった。

お昼近くになったので、
山を下りて、多久市の市街地へ。
途中、天山を眺める。
多久の市街地から見る天山は、あめ山の後ろに天山が隠れるため、
このように見える。
山登りしない多久市民は、あめ山を天山と思っている人が案外多い。

さて、今日のランチは、
昨年(2014年)1月14日にオープンし、
地元で大人気の「イタリア食堂 UNO」さん。

和風の建物だが、なんとイタリアンのお店なのだ。
(詳しくはコチラをクリック)

店内も素敵な雰囲気。

ランチ(日替り)はパスタで、2種類から選べる。
あなたが、チョイスしたのは、
「キャベツのボローニャ風パスタ」。
自家製ドレッシングがかかっているサラダ、

バターの香りと生クリームの甘さがくせになる人参スープ、

メインとなる、春キャベツのボローニャ風パスタ、

オーナー手作りのデザート、

極上のコーヒー。

「どれもがとっても美味しかったです。これで800円(税別)とはとてもリーズナブル。天山、鬼ノ鼻山、作礼山、八幡岳などに登山に来たときには、ぜひまた寄りたいお店ですね」
と、あなた。
喜んでもらえたようで、嬉しい。
【イタリア食堂 UNO】
住所:〒846-0002 多久市北多久町大字小侍810
電話番号:0952-75-5152
駐車場:近くに「京町駐車場」など無料駐車場がある
営業時間:(ランチ)11:30~14:00 (ディナー)17:30~21:00
定休日:火曜日
お腹も満たされたところで、次は「馬場の一本桜」へと向かう。

だが、この桜は、まだ「一分咲き」だった。
(満開の「馬場の一本桜」はコチラから)

この「馬場の一本桜」は、山桜で、
満開になってもそれほど派手さはない。
菜の花と青空が美しく、今日はそれが救い。
でも、あなたは大喜びしてくれる。
「こんな風景、なかなか見ることはできませんよ」
とは、嬉しい言葉。

「周囲の風景も素晴らしいです」



「一週間後くらいが見頃だと思うので、また見に来ようかな……」
と、あなた。
「そのときはボクもつきあいますよ」
と、ヤスさん。(コラコラ)

さて、いよいよ、本日最後の目的地へと向かう。
向かった先は、「円応寺の桜」。
「馬場の一本桜」が「一分咲き」だったので心配だったが、
こちらは「七分咲き」くらいには開花していた。

桜のトンネルができていた。

「うわ~、美しい~」
と、あなた。
「でしょ、でしょ」
と、ヤスさん。

しばらく歩いて振り返る。
「いいね~」
と、私。
「いいですね~」
と、あなた。

青空と桜。



「桜が開花している期間は短くて、毎年、行こう行こうと思いながら、なかなか行けずにいました、今日は桜を存分に楽しませて頂きました」
と、あなた。

午後2時、「春爛漫・里山ツアー」終了。
「今日は、バイカイカリソウ、ヒトリシズカ、エヒメアヤメ、フデリンドウ、センボンヤリ、シュンラン、そして桜……。春の花を満喫させて頂きました。また誘って下さいね」
と、あなた。
「もちろん」
と、ヤスさん。
さて、今度は、どこへ行きましょうか?
