私事で恐縮だが、
先日、私にとっての4人目の孫が誕生した。
孫が増えるにしたがって、なんだか、
どんどんジイさんになっていくような気がするが、(笑)
孫が増えていくことは、「嬉しい」。
52歳にして4人の孫のバアバになった配偶者は、
「まだ、おばあちゃんとは呼ばせない」
と、こちらは妙に張り切っている。(笑)
孫に元気をもらいつつ、
これからも、山に、映画に、読書に、
そして、ちょっぴり仕事にと、(爆)
頑張っていきたいと思っている。
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ということで、本日は、映画レビュー。
唐津くんち、呼子朝市、呼子漁港、虹の松原、唐津城、祐徳稲荷神社、大川内山など、
佐賀県内でロケのあったタイ映画『タイムライン』の上映会が、
9月13日(土)にシアター・シエマで行われた。
事前に応募していた100名を招いての特別上映会で、
招待状を受け取っていた私は、
上映会の後で、監督と主演女優によるトークショーもあるとのことで、
ワクワクしながら出掛けたのだった。
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事前に調べたところ、
『タイムライン』という作品は、
韓国映画『手紙 The Letter』(1997年)をリメイクしたタイ映画『レター 僕を忘れないで(The Letter)』の続編という位置づけの作品であった。
ストーリーは独立しているので、
前作は見ていなくても楽しめる作品となっている。
シングルマザーのマット(ポック/ピヤダー・ミッティーンジョーン)は、
夫を亡くしてから、一人息子のテーン(ジェームス/ジラユ・タンスィースック)を気丈に育てていた。
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家業の苺畑をやりながらの子育ては決して楽ではなかったが、
夫からもらったラブレターを心の支えとして彼女は生きてきたのだった。
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そんな彼女を近所に住むワット(ピーター/ノパチャイ・チャイナーム)は恋心を秘めつつ、
農作物を買い上げたりして彼女を友人として支え続けていた。
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一人息子のテーンは、
母が自分に押し付けている父親のイメージをうっとおしいと思うようになっていた。
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地元の農業大学に入り農園を継いで欲しいと母が願っているのを知りながら、
テーンはバンコクのタマサート大学のマスコミ学科に入学する。
そして、大学の新入生歓迎会で、
ジューン(トーイ/ジャリンポーン・ジュンキアット)という活発な少女に出会う。
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ジューンはテーンに友達以上の気持ちを持つが、
テーンはジューンの従妹で大学の先輩のオーンに憧れる。
オーンがインディーズ映画の監督であることを知ったテーンは、
自分の実家を無料で提供することでチェンマイでの撮影を提案する。
やがてジューンは、以前から大学の先生に勧められていた海外留学を決意。
テーンに何も告げず、佐賀県の唐津市へと旅立つのだった……
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見た感想はというと、
映像が美しく、
いまどき珍しい直球勝負のラブ・ストーリーであった。
佐賀県でロケしているということだったので、
期待して見ていたのだが、
思っていたほど佐賀ロケの部分は使われておらず、
そのことに関しては、ちょっと拍子抜けだった。
ただ、短時間ではあったが、
実に上手く撮られ、編集されており、
唐津、
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呼子、
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鹿島(祐徳稲荷神社)、
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伊万里(大川内山)が、
実に美しく魅力的だった。
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上映後、
ノンスィー・ニミブット監督と、
主演女優トーイ・ジャリンポンさんが登場し、トークショーがあった。
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ノンスィー・ニミブット監督も、
女優のトーイ・ジャリンポンさんも、
とても明るく、社交的な雰囲気の持ち主で、
いろんな話を楽しく聞くことができた。
(写真撮影もOKだった)
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トーイ・ジャリンポンさんは、タイでは、ポッキーのCMにも出演しているとのこと。
本国タイでは、
今年2月13日に、1000館以上の映画館で公開され、
大ヒットを記録したとのこと。
日本で言えば、『海猿』や『永遠の0』級のヒットだったそうだ。
「なぜ佐賀県でロケしたのか?」
という質問に、
佐賀フィルムコミッションからの強いロケ誘致の話があったこともあるが、
大阪や東京などの大都市ではなく、
タイ人がこれまであまり見たことのない日本の風景を撮りたかったとのこと。
ことに、唐津くんちのDVDを観て、大感激し、
ぜひ作品に唐津くんちを入れたかったそうだ。
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このトークショーの途中、
ノンスィー・ニミブット監督が、突然、
佐賀県知事の名を呼ばれた。
なんでも、数日前に、
佐賀県庁に挨拶に行ったときに、
古川康知事に、この上映会に来てくれるように頼んでいたそうだ。
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映画好きで知られる古川知事は(私は古湯映画祭でもお会いしたことがある)、
後方の客席で鑑賞されていたとのこと。
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映画の感想を短くスピーチされ、
ノンスィー・ニミブット監督も、女優のトーイ・ジャリンポンさんも、
大変喜ばれていた。
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トークショー終了後は、
サイン会もあり、サービス満点だった。
![]()
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カメラに気づくと、笑顔でVサインをしてくれた。
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映画『タイムライン』は、現在、
福岡での「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2014」に出品されており、
9月21日(日)17:30に上映予定。
福岡県の皆さん、ぜひぜひ。
先日、私にとっての4人目の孫が誕生した。
孫が増えるにしたがって、なんだか、
どんどんジイさんになっていくような気がするが、(笑)
孫が増えていくことは、「嬉しい」。
52歳にして4人の孫のバアバになった配偶者は、
「まだ、おばあちゃんとは呼ばせない」
と、こちらは妙に張り切っている。(笑)
孫に元気をもらいつつ、
これからも、山に、映画に、読書に、
そして、ちょっぴり仕事にと、(爆)
頑張っていきたいと思っている。

ということで、本日は、映画レビュー。
唐津くんち、呼子朝市、呼子漁港、虹の松原、唐津城、祐徳稲荷神社、大川内山など、
佐賀県内でロケのあったタイ映画『タイムライン』の上映会が、
9月13日(土)にシアター・シエマで行われた。
事前に応募していた100名を招いての特別上映会で、
招待状を受け取っていた私は、
上映会の後で、監督と主演女優によるトークショーもあるとのことで、
ワクワクしながら出掛けたのだった。

事前に調べたところ、
『タイムライン』という作品は、
韓国映画『手紙 The Letter』(1997年)をリメイクしたタイ映画『レター 僕を忘れないで(The Letter)』の続編という位置づけの作品であった。
ストーリーは独立しているので、
前作は見ていなくても楽しめる作品となっている。
シングルマザーのマット(ポック/ピヤダー・ミッティーンジョーン)は、
夫を亡くしてから、一人息子のテーン(ジェームス/ジラユ・タンスィースック)を気丈に育てていた。

家業の苺畑をやりながらの子育ては決して楽ではなかったが、
夫からもらったラブレターを心の支えとして彼女は生きてきたのだった。

そんな彼女を近所に住むワット(ピーター/ノパチャイ・チャイナーム)は恋心を秘めつつ、
農作物を買い上げたりして彼女を友人として支え続けていた。

一人息子のテーンは、
母が自分に押し付けている父親のイメージをうっとおしいと思うようになっていた。

地元の農業大学に入り農園を継いで欲しいと母が願っているのを知りながら、
テーンはバンコクのタマサート大学のマスコミ学科に入学する。
そして、大学の新入生歓迎会で、
ジューン(トーイ/ジャリンポーン・ジュンキアット)という活発な少女に出会う。

ジューンはテーンに友達以上の気持ちを持つが、
テーンはジューンの従妹で大学の先輩のオーンに憧れる。
オーンがインディーズ映画の監督であることを知ったテーンは、
自分の実家を無料で提供することでチェンマイでの撮影を提案する。
やがてジューンは、以前から大学の先生に勧められていた海外留学を決意。
テーンに何も告げず、佐賀県の唐津市へと旅立つのだった……

見た感想はというと、
映像が美しく、
いまどき珍しい直球勝負のラブ・ストーリーであった。
佐賀県でロケしているということだったので、
期待して見ていたのだが、
思っていたほど佐賀ロケの部分は使われておらず、
そのことに関しては、ちょっと拍子抜けだった。
ただ、短時間ではあったが、
実に上手く撮られ、編集されており、
唐津、


呼子、


鹿島(祐徳稲荷神社)、


伊万里(大川内山)が、
実に美しく魅力的だった。


上映後、
ノンスィー・ニミブット監督と、
主演女優トーイ・ジャリンポンさんが登場し、トークショーがあった。

ノンスィー・ニミブット監督も、
女優のトーイ・ジャリンポンさんも、
とても明るく、社交的な雰囲気の持ち主で、
いろんな話を楽しく聞くことができた。
(写真撮影もOKだった)


トーイ・ジャリンポンさんは、タイでは、ポッキーのCMにも出演しているとのこと。
本国タイでは、
今年2月13日に、1000館以上の映画館で公開され、
大ヒットを記録したとのこと。
日本で言えば、『海猿』や『永遠の0』級のヒットだったそうだ。
「なぜ佐賀県でロケしたのか?」
という質問に、
佐賀フィルムコミッションからの強いロケ誘致の話があったこともあるが、
大阪や東京などの大都市ではなく、
タイ人がこれまであまり見たことのない日本の風景を撮りたかったとのこと。
ことに、唐津くんちのDVDを観て、大感激し、
ぜひ作品に唐津くんちを入れたかったそうだ。

このトークショーの途中、
ノンスィー・ニミブット監督が、突然、
佐賀県知事の名を呼ばれた。
なんでも、数日前に、
佐賀県庁に挨拶に行ったときに、
古川康知事に、この上映会に来てくれるように頼んでいたそうだ。

映画好きで知られる古川知事は(私は古湯映画祭でもお会いしたことがある)、
後方の客席で鑑賞されていたとのこと。

映画の感想を短くスピーチされ、
ノンスィー・ニミブット監督も、女優のトーイ・ジャリンポンさんも、
大変喜ばれていた。

トークショー終了後は、
サイン会もあり、サービス満点だった。


カメラに気づくと、笑顔でVサインをしてくれた。

映画『タイムライン』は、現在、
福岡での「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2014」に出品されており、
9月21日(日)17:30に上映予定。
福岡県の皆さん、ぜひぜひ。