6月11日(火)
九州南部は6月8日に梅雨入りした。
平年より9日遅い梅雨入りとのことだが、
九州北部はまだ梅雨入りしていない。
それでも、今週末には梅雨前線が本州付近まで北上してくる見込みなので、
九州北部から関東にかけても土曜から日曜は雨となり、
このタイミングで梅雨入りしそうとのこと。
梅雨入りしたら豪雨の日もあり、登山も難しくなるので、
雨が降らない日はなるべく山へ行きたい。
今日は、鬼ノ鼻山から聖岳へ往復縦走しようと思う。
いつものように“憩いの森”からとりつく。

今日は遊歩道を登って行く。

緑の中にいるのは気持ちが好い。

ゆっくり登って行く。


“鬼の展望台”に到着。

まだ梅雨入りはしていないものの、なんだかどんよりとした天気で、
天山も稜線の部分がわずかに見える程度だった。

一旦下って、登り返す。

鬼ノ鼻山山頂に到着。

先へ進み、

“鬼のテラス”で一休み。

霞んでいて雲仙も見えず、ここでも展望はイマイチであった。

さらに先へ進む。

“みはらしの丘”を通過。

夏草が茂り始め、緑が濃くなっていく。

雰囲気の好い道もある。

二等三角点のある「弁天山」を通過。


途中から右折し、下って行く。

右手にクスノキ群生林を見ながら下って行く。


鞍部に出て、左奥の道を登って行く。

急坂を登り切ると、

聖岳山頂にある聖岳神社の祠が見えてくる。

聖岳山頂に到着。

(今話題の)ハート型の手水(ちょうず)鉢をパチリ。
「これを見た人は恋が成就する」そうだ。(コラコラ)

ヤマツツジが美しかった。

展望台で、


こんな風景を見ながらランチ。


最後に、本日出逢った花々を紹介しよう。
ドクダミの花が群生していた。

ありふれた花だが、よく見ると美しい花だ。

かつて、斎藤茂吉は、
「道のべに どくだみの花 かすかにて 咲きあることを われは忘れず」(道端に小さなどくだみの花が咲いています。どんなに小さくても、微かな存在ではあっても、この大地に咲いてくれているどくだみのことを私は忘れません)
と詠んだ。
今年亡くなった星野富弘さん(2024年4月28日死去、享年78歳)にも、
知らなかったよ
こんなにきれいだったなんて
すぐそばにいて
知らなかったよ
という詩がある。

ウツボグサも、

オオハンゲも、群生していた。

ミゾソバの花(花期は8月~10月)も、もう咲いていた。


驚いたことに、ヤマハッカの花も咲いていた。(花期は8月~10月)

ノビルの花も見ることができた。

私の好きなノイバラの花もたくさん咲いている。

コナスビや、

コキンバイザサの花も逢えた。

いいね~

ニガナの花はもちろん、

ムラサキニガナの花も咲いていた。

嬉しい。

美しい。

オカトラノオの花も姿を現していた。

ツンとしたカッコイイ花。

いいね~

いかにも「虎の尾」らしい花。

この花もよく見ると美しい。

期待したママコナの花も咲いていた。

可愛い。

こちらにも咲いている。

今日も「一日の王」になれました~


