8月30日(火)
年間80日近く山に登るので、
当然のことながら登山靴は傷む。
なので、登山靴は数年おきに買い替える。
尾畠春夫さんのように修理しながら40年間履き続けるなんて、(コチラを参照)
私には無理だ。(笑)
今回購入したのは、
モンベルの「マウンテンクルーザー400 BOA Men's」

モンベルの商品情報には次のように記されている。
軽量でフィット感に優れ、履き心地の良いミドルカットの全天候型ブーツです。軽装備のトレッキングや砂地が多い富士登山などに適しています。「BOAフィットシステム」を採用し、ダイヤルを回すことで素早くフィット感の調節ができ、脱ぎ履きも容易に行えます。アッパーには世界最高レベルの防水透湿性を誇るゴアテックスファブリクスを使用し、メッシュと組み合わせることで優れた透湿性を実現。1.6mm厚スエードレザーと樹脂のシートで補強を施し、ガレ場や砂地にも対応する耐久性を備えています。
これまで履いた登山靴で、
(極私的に)最も優れていたのは、
Adidas(アディダス)の「テレックスファストRミッドGTX」。

『BE-PAL』誌で、国際山岳ガイドの江本悠滋氏が、
「寒い冬の山以外はこれだけでほぼOK」
と、推薦したもので、

実際に使ってみると、本当にそうで、
この登山靴で、約5年間、
南アルプス(荒川三山~赤石岳)、
南アルプス(北岳・仙丈ケ岳)
海抜0メートルから登る「伯耆大山」
海抜0メートルから登る「石鎚山」
など、多くの山に登った。
残念ながらもう「テレックスファストRミッドGTX」は製造されておらず、
似た登山靴はないか……と探すが、なかなか見つからず、
〈もう近場の低山にしか登らないので、そんなにこだわらなくてもいいか……〉
と、モンベルで買うことにした。(コラコラ)
Adidasの「テレックスファストRミッドGTX」で便利だったのが、
スピードレーシング。
靴ひもを調整したいときに、手袋装着中でも、片手でも操作が可能……というのが、
すこぶる良かった。

モンベルの登山靴で、同じような機能の登山靴はないか……と探し、
見つけたのが、「マウンテンクルーザー400 BOA」だったのだ。


モンベルが独自に開発した高機能ソール「トレール グリッパー」も、

驚異的なグリップ力とのことなので、(笑)

買って使ってみることにしたのだ。
(実際に履いて登った感想は、「かなり良かった」と思う =モンベルの回し者じゃないよ)

天山のシュスランは8月下旬に咲き始めるので、
今日は(散歩道で)シュスラン目当ての花散策をするつもりでいるのだが、
とりあえず山頂を踏んでおこうと思い、天川登山口から出発。

ゲンノショウコ、

ヤマホトトギスなど見ながら、ゆっくり登って行く。

先日見つけたツルニンジンがまだ咲いていた。

嬉しい。

オトコエシも咲いている。

山は歩いているだけで楽しい。


ヒメアザミも咲いている。

いつもの場所でパチリ。

今日も気温が高い。汗が噴き出す。

もうすぐ山頂。

天山山頂に到着。

晴れてはいるが、霞んでいるので、展望はイマイチ。

稜線散歩へ。

天山の今の主役はマツムシソウなので、御挨拶。

美しくて、

可愛い。

ツルリンちゃんこと「ツルリンドウ」も数を増していた。

大好きな花。

キュウシュウコゴメグサはピークを過ぎた感じ。

シギンカラマツは終盤を迎えていた。

モウセンゴケの花の時期も終盤を迎えており、

わずかに残っていた花をパチリ。

オトギリソウも、

サイヨウシャジンも、まだ頑張っている。

イタドリはたくさん。

タンナトリカブトも、

ホソバノヤマハハコも、開花間近。
「早く、早く!」

山頂に戻りながら北側を見ると、
背振山系の上に、一直線に雲が出来ていた。

これから散歩道へ。

シュスランの咲く場所へ行ってみると、
はたして、咲いて待っていてくれた。

こちらにも。

天山のシュスランは特に可愛く感じる。

ずっと見ていたい感じ。

天山に咲いてくれることに感謝。

ミヤマウズラも咲き始めていた。

嬉しい。

シラヤマギクも咲き始めていた。
秋近し。

クサアジサイは、今がピーク。

なんて美しいんだろう。

マツカゼソウ、


ミズタマソウ、

ツリフネソウ、

ノダケも咲き始めていた。

アケボノソウも開花準備をしていた。

ナガバノコウヤボウキはややピークを過ぎた感じ。

それでもまだたくさん咲いていた。

シコクママコナはこれから数を増していくだろう。


今日、嬉しかったのは、この花を発見できたこと。

あの花に間違いない。

レッドデータブックを見ると、
佐賀県では、絶滅危惧Ⅱ類種。

逢えて嬉しい。

今日も「一日の王」になれました~


