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薬師丸ひろ子コンサート2018(大阪) ……憧れの女優の美しき声を堪能する……

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短い人生、
逢いたい人には逢っておいた方がイイ……
ということで、
今年(2018年)から始めた「逢いたい人に逢いに行く」という企画。
第1弾は、E-girlsのパフォーマーであり女優の石井杏奈であった。
で、先日、早くも第2弾を実施した。
逢いに行ったのは、薬師丸ひろ子。

元々、好きな女優ではあったのだが、
どうしても逢ってみたいと思ったのは、
ある動画を観たことに由る。
それは、2013年10月に行われた「芸能活動35周年記念コンサート」で、
「Woman"Wの悲劇"より」を歌ったときのもの。


なんという美しさ。
なんという美しい声。
若い頃よりも美しく、
若い頃よりも声に艶がある。
表現力がはるかに増している。

この動画を観たとき、彼女のコンサートに行ってみたいと思った。
だが、いつコンサートが行われるかは分らない。
「薬師丸ひろ子 コンサート2015」のときも、
「世界遺産劇場 春日大社 第六十次式年造替奉祝 薬師丸ひろ子コンサート」(2016年9月)のときも、
コンサートの実施を知ったときには、チケットはsold outであった。
これではいつまでたってもコンサートには行けないと思い、
日頃からファンサイトを見たりして見張っていた。(笑)
そして、2018年2月に「薬師丸ひろ子コンサート2018」が行われるという情報を、
昨年(2017年)秋にキャッチする。
コンサートは、
2018年2月11日(日)大阪・フェスティバルホール
2018年2月15日(木)東京・Bunkamuraオーチャードホール 
2018年2月16日(金)東京・Bunkamuraオーチャードホール
の3回のみ。
で、2月11日(日)の大阪・フェスティバルホールで行われるコンサートに、
先行予約の申し込みをし、当選。
やっとチケットを手に入れることができたのだった。
ちなみに、チケットの料金、なぜ8940円なのか分ります?
そう、8940(ヤ・ク・シ・マル)なんですね~(笑)


2月11日(日)
海抜0メートルから登る「六甲山」(最高峰)を終えて、
向かった先は、大阪フェスティバルホール。
今回の関西遠征の真の目的は、
「薬師丸ひろ子コンサート2018」だったのだ。(コラコラ)

かなり早めに会場に到着。




いよいよだ。


なんだかすごいところだ。(笑)
(この階段の横にはエスカレーターもある)


階段を上がると、コンサート会場入り口。
右側の長椅子には、私よりも早く来た人たちが座って待っていた。


午後5時に開場。
(コンサートは撮影禁止なので、私が撮った写真はここまで)


以下の写真は、過去のコンサートのときのものを使用させて頂いた。


まだ東京での2回のコンサートが残っているので、
詳しい事は書けないが、
15分の休憩をはさんで、
18:00から20:40まで、
たっぷりと薬師丸ひろ子の歌声を堪能することができた。
これまでのコンサートでは、休憩を入れていなかったそうだが、
今回から15分の(トイレ)休憩を入れることにしたそうだ。
(観客の年齢層を考えてのことかな?)
その分、閉演時間が遅くなっているので、
東京でのコンサートに地方から日帰りしようと思っていらっしゃる方は、
時間に余裕のある計画を立てられた方がいいでしょう。

どの曲を歌ったか……も、
これから東京のコンサートに行く人の楽しみを奪うことになるので、ここには書かないが、
過去のヒット曲から、最新の曲まで、
素晴らしい選曲がなされていたと思う。


もうすでにネットでは情報が流れているが、
薬師丸ひろ子の20年ぶりのオリジナルアルバムリリースが決定している。
コンサート会場内で予約すると、特典として、
2月16日の東京・Bunkamuraオーチャードホール公演のライブ音源5曲を収めた非売品のCDがプレゼントされることになっている。
コンサートでは、このアルバムの中からも一曲歌っているので、
いつ歌ってくれるかも含めて、お楽しみに……


薬師丸ひろ子の素晴らしいところは、
過去のヒット曲を歌うときには、
今でも原曲のキーで歌い、
原曲のイメージを変えないように、
オリジナルに忠実に歌唱していること。
作曲家が書いた音符の一つ一つに、こだわりがあることを知っているので、
自分流にアレンジして歌うことはせず、楽譜に忠実でいたいというのもあるが、
それぞれの歌は、薬師丸ひろ子の手を離れて、
それぞれの聴き手のものになっているので、
それぞれの想い出に寄り添えるような歌い方にしているそうだ。


「懐かしのメロディー」というようなTV番組を観ると、
昔の面影がまったくない歌手が、
声が出ないからか、勝手に編曲して、
オリジナルとはかけ離れた歌い方をしていたりする。
「そこまでして出演しなくていいから、昔の映像を流してくれよ」
と言いたくなるような惨状で、(笑)
そういうシーンを多く観ているので、
薬師丸ひろ子の歌う姿勢には感心させられた。
高音を保つために声楽家のレッスンを受けているが、
訓練して歌が上手くなることも大事だが、
自分らしさを失わないようにも気をつけているそうだ。


大ヒットした「セーラー服と機関銃」を歌っているときは、
会場から手拍子が沸き、
薬師丸ひろ子の目に光るものが見えたような……

極私的にいちばん好きな曲は、「メイン・テーマ」。
この曲のイントロを聴くだけで、胸がキュンとなる。
もちろん、歌ってくれました。


アンコールのときは、
なかなか再登場しないので、
粘り強く手を叩き続けてね。(笑)
たぶん、衣装替えに時間がかかっていると思うのだが……
アッと思うような衣装で出てくるので、お楽しみに。

ちなみに、
「薬師丸」という姓は、
全国でも20人くらいしかいない珍しい姓だが、
佐賀と縁があり、
彼女自身は東京出身だが、
「薬師丸」姓は肥前国佐賀郡薬師丸邑にルーツがあると言われている。
現在も、佐賀県佐賀市金立町に、薬師丸という地名があるので、


いつか薬師丸ひろ子にも来てもらいたい……と思うが、
今のところ、東京と大阪でしかコンサートをやっていないので、
せめて、福岡あたりでライブをやって欲しいな。(願望)


とにもかくにも、
本当に薬師丸ひろ子という女優が存在していたという歓び、
(もしかしたら想像上の人物で、実際にはいないのではないかと思うときもあった)
憧れの女優・薬師丸ひろ子と同じ空間にいることができた喜び、
薬師丸ひろ子の美しい歌声を聴くことができた悦び……
を堪能した2時間40分であった。
感謝。


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